傘についての考察

昨日の関東地方の雨はひどかった。

お昼には止むって予報では言っていたのにねえ、とあちらこちらで聞こえてきた。

もちろん自分もそのつもりでいたのですが、結局雨が止んだのは夜になってからだった。

 

ユナイテッドアローズのヒトとモノとウツワに、日本人と傘についてのお話しがアップされています。

 

taisetsu.united-arrows.co.jp

 

どうやら日本人は世界的に見ても「傘を沢山持っている国民」らしい。

それは恐らくビニール傘の普及が間違いなく寄与しているのだと思う。

日本人が当たり前のように使っているビニール傘は、外国には普及していない。(予断ですが、マスクもです)

100円ショップに行けば文字通り100円で変えてしまうし、なによりオシャレな国民性なので、洋服が濡れるのを嫌がる人が日本人には多い印象だ。

 

と、ここまで来て、自分が持っている自慢の傘について語りたいところなのですが

何を隠そう、自分は傘を一本も持っていない。

これは全く自慢でもなんでもなく、一応30年以上生きてきた中で「自分には傘は向いていない」と気付いたからです。これを言うと「外国で暮らしたことがあるからってかぶれやがって」とか「そういうところもイギリスが好きなんだね」とか色々言われるので、本当はあまり人に言いたくない事の一つです。別にかぶれてるつもりもないし、イギリス人だって傘くらいさす。

 

が、自分はかたくなに傘をもたない。何も周りで傘を使っているヒトが駄目だとかそういうのは一切ないし、何が何でも濡れないんだぞという日本人の意気込みには感心したりもする。が、自分はもたない。

 

答えは簡単で、僕はモノをすぐに失くすからです。

傘にいたっても同じで、今まで失くしては買い足し、失くしては買い足しを繰り返してきました。恐らく僕が傘に対して投資した額は小さい国の国家予算くらいあるのではないかと真剣に思う。それくらい、僕が買った傘は、あるときは電車に置き忘れられ、あるときはコンビニで盗まれ、あるときは原因もわからないまま、どこかにある傘のブラックホールに飲み込まれていきました。

 

僕は思いました。本当は片手がふさがるのが嫌だからバッグもあまり持たないのに、雨だからといって仕方なく傘を持つ。そして、荷物を持ちなれていないからどこかにすぐ忘れる。そのたびに嫌々買い足す。これはいったい何なんだ、と。

思えば「いい大人がびしょ濡れになってみっともない!」と誰かに怒られるのが嫌だから、しぶしぶ持ちたくもない傘を持っていたのだ。でも、自分がびしょ濡れだからと言って、それがいったい何なのだ?いい大人だって、お風呂に入ったらみんなびしょ濡れじゃないか!と、なかば強引に自分を説得し、とうとう「脱傘宣言」をするに至ったのです。

 

しかし、自分も洋服屋のはしっくれでありますので、大事にしているジャケットやシャツが濡れるのは忍びない。

傘をささないからといって、フリースタイルでざんざん降りに挑んでいくにはその勇気も度胸もないので、結果僕は「レインコート派」という事になります。

レインコートを着て、フードをかぶれば、傘をさしているのと同じくらいの"濡れ面積"です。はじめのうちは「洋服が濡れているー!」という精神的な苦痛はありますが、慣れればへっちゃらです。

 

こうして僕はこの先また国家予算レベルの傘の喪失をしないで済むにいたったのですが、皆さんはいかがでしょうか。 こうはいってもいい大人なので、一生使える良い傘、に憧れたりもしますが、まあ、多分僕には縁のないアイテムなんだとわりきっています。

 

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