新レーベル<TÉGÊ UNITED ARROWS>

本当の意味での支援とは何か-

昨今のインターネットの発達から、世界の情勢がリアルタイムで耳に入るようになりました。

遠くの国で5分前に起きた出来事が、クリック一つですぐに知ることの出来る世界。

世界は小さくなったのだ- そう、言い切ってしまいたくなる時代に自分達は住んでいるのかも知れません。

気がつけばSNSを駆使すれば、直接顔を合わせなくても、親しい人やそうでない人の動向もすぐにわかってしまう。

もはや情報の価値というのはどんどん薄くなり、そして横に横に広がり、自ら取捨選択をしないと、気付いたら情報にがんじがらめになってしまい身動きがとれなくなったりする。自らの世界が広がるはずの「情報」にしばられ、逆に見聞を狭めてしまうという結果ももしかしたらあるのかも知れません。

今季から、ユナイテッドアローズでは新レーベル<TÉGÊ UNITED ARROWS(テゲ ユナイテッド アローズ)>を始めます。

国際貿易センターによって、2008年に発足した「エシカル・ファッション イニシアチブ/Ethical Fashion Initiative」とコラボレートをし、アフリカでモノづくりを行うレーベルです。

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EFIについては後ほど弊社HPのリンクからご確認頂けると幸いです。

簡単に言うと、ファッションを通してアフリカのモノづくりを支援し、現地での雇用や技術力を向上させるプロジェクトです。

つまり「一つ買ったら、10人の子供が給食を食べられます」的な物とは違っていて、長期的に現地の産業を盛り上げて行く、仕事として成り立つ形にする、というのが主だった目的です。

前途の「一つ買ったら〜」というのは所謂チャリティなので、目的はとりあえず買って支援する事にあると思います。そこにはモノへのこだわりであったり、自らの生活に必要だという概念の前に、まず、「支援」が先立つと思います。

しかし、<TÉGÊ UNITED ARROWS>は、本当に良いと思えるプロダクトを作り、しっかりと使い続けて頂けるモノを提案するレーベルです。

アフリカの伝統的な技法を取り入れ、僕たちがカッコいい、かわいいと思えるアイテムを紹介します。

それでお客さまが気に入って下さり、またここのアイテムが欲しいと思ってくれたら、そこで初めて現地で仕事をしている人の支援になっていくという事です。

つまりは、一過性の提案ではなく、息長くお客さまとお付き合いをしながら育てていく事ですので、新しいレーベルを立ち上げるに至ったのです。

「TÉGÊ」というのは、現地の言葉で、「手」という意味です。

その名の通り、全ての作業は手作業で行われます。

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そうして出来たアイテム達は、手作りの温もりと、いい意味での粗さがあります。

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今回写真でご紹介したのはバッグの一部のバリエーションですが、この他にも洋服やアクセサリーなど様々なアイテムを展開します。

詳しくはぜひ店頭のスタッフにお尋ね下さい。細かいディテールの話しをぜひ聞いて欲しいです。

世界は小さくなったようで、まだまだ知らない事がたくさんあります。バイイングに行った際の写真を見ましたが、びっくりするくらいアフリカの人達はオシャレでした。

クリック一つだけでは知れない世界が間違いなくそこにはあったし、現地で手作業で作っている方の表情や、そこだけしかない空気感は、中々知ることの出来ない情報の一つです。

それを繋ぐのがこのレーベルだと思いますし、きっと気に入って頂けると思います。

3/28(金)よりユナイテッドアローズ各店でご覧頂けます。ぜひ実際にご覧になって見て下さい。

読んで頂きありがとうございます。

http://www.united-arrows.jp/sp/news/2014/03/tege-united-arrows.html