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ショップ特集

今月発売された某紙の「ショップスタッフ特集」が、面白い。

文字にすると何ともない感じですが、色々なお店で働くスタッフの方々の人間性や趣味を深掘りされていて、改めてお店で買い物をする楽しみを再認識させてくれる内容でした。


思えば自分は小生意気にも中学1年の頃からファッション雑誌を定期的に買いはじめて、お金がないので、そこに掲載されているカッコイイ洋服やスタイリングなどに憧れて、何回も何回も読み返しては、欲しいものに近いデザインの物を近所の古着屋に探しに行ったりしていました。


その時に見たショップのスタッフやプレスの方々のライフスタイルに憧れて、自分も将来そういう所で働くんだ、とウズウズしていたのを覚えています。


現実とは少しかけ離れた雰囲気を当時は感じていて、その、非日常感や自由に洋服を着こなす姿に憧れていました。


当時中学を越境で通っており、毎朝総武線の満員電車に乗る度に、自分の未来もこうやって、暗めな色のオーバーサイズのスーツを着て、少しも楽しくなさそうに電車に揺られるんだろうか、と、絶望的な気分になったりしていました。


中学の校則が厳しくて、オシャレする風土なんて一切ないなかで、雑誌に乗っているショップスタッフやプレスの人たちは、とても自由に見えたし、なんて楽しそうな世界なんだと思って憧れていました。


今は何でもインターネットで情報が手に入る時代で、買い物もできてしまう。生きようと思えば誰とも関わらなくても生きていける時代に、「ショップに行こう。そこにいる人と話そう」という企画はとても面白かったし、たとえ今の10代の若い人たちが当時の自分のような感情に時代の流れでならなかったとしても、やっぱり外に出て人と話そうというきっかけにはなると思いました。それがファッション、洋服というツールをお互いに持って、人と人が関わっていくのは、ファッションはまさにコミュニケーションだ、と感じる一つの理由でもあります。


モノがあふれている現状において、これからはヒトに焦点が当たって来ることは間違いないと思います。

そのヒトに焦点を当てた特集は、色々とノスタルジックな気持ちになりました。


ちなみに今は昔の想像通り満員電車に毎日揺られて通勤をしています。

ただし、好きな洋服を着て、毎日が楽しいので、想像して怯えていた未来とは少し違う形になりました。


人って自分がこうなりたい、って思えば思うほど、それに近づくと聞いた事がありますが、身を持って実感しています。


今となっては他人を見て、将来ああなりたくない、とかは一切思わないですが...^^;(昔はひどく思慮に欠けた少年だったんだと思います。) 


来週あたり、買い物をしに出かけようと思います!